福島最大震度6強…東日本大震災体験とやっておきたかった3つのこと

津波で流された写真

悩める人

「東日本大震災ってどんな震災だったの?」
「震災10年目を機に備えを知りたい」
「被災した人の体験談を知りたい」

3.11が近くなると、いろんなことを思い出しますよね。
今年で震災発生から10年になる節目の年。
当時福島にいて震災を経験した私が、

「震災の時にやっておけばよかった3つのこと」

「被災した私がしている、日頃からの備え」

などについてお話ししていきます。

注意
※今回の記事は実際の体験をもとに書かれています。
水嶋タカシ
水嶋タカシ
体験談のなかには「実際には適切ではなかったかもしれない行動」も記載されているかもしれませんが、
あくまで「当時私はこのようにした」という記録だと捉えていただけると幸いです。
実際の震災発生時は、国からの一次情報なども参考にして、適切な行動を取るよう心掛けてください。

 

この記事を書いてる水嶋タカシって?
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  • 幼少期の病気をきっかけに心理学に興味をもつ。
  • 大学でも心理学を専攻上場企業に就職するも、職場やSNSでは人間関係にまつわる相談をよく受ける。
  • 読書量は年間200冊ほど。
  • 現在の妻とは、海外との遠距離恋愛を経て結婚。

東日本大震災が起きたとき、私は―

崩れた建物

当時大学生だった私は、福島に住んでいました。
日本は、いつでも地震の危険と隣り合わせだということは重々承知していたはずなのに、
当日の私の家族は全員、まさか今日がその日だとは思ってもいませんでした。

 

クジラが海に打ちあがるというニュースを見て…

震災が発生する二日ほど前、茨城県沖の海岸でクジラが数頭打ちあがるというニュースがありました。

「クジラが海岸に打ちあがるのは、地震の前触れらしい」
という話題を2ちゃんねるで見た弟は、一人で家中のペットボトルに水をストックし始めました。

 

ちなみに海岸に打ち上がるクジラやイルカの数は、
年間で300頭以上と言われていますので、
この情報自体にはなんの信ぴょう性もありません。

しかし、結果として弟のこの行動が、私の家族を救いました

やっておいてよかったこと
水を備蓄しておいた

 

震災発生1日前

私の飼っていた熱帯魚が、まったく動かなくなりました。

ポリプテルス・セネガルスという、ドジョウのような見た目の古代魚なのですが、
普段は毎日泳ぎ回っていたのに、この日は一切土管の形をした置物から出てきませんでした。

昔からドジョウやナマズは地震を予知すると言われているので、
人間にはわからない何かを察知してのかもしれません。
この行動にも科学的根拠はありません。あくまで、そうであったという結果です

 

14時46分18秒、宮城県沖で最大震度6強の地震発生

震災発生の当日、大学が春休みだった私は、福島の実家にいました。
父は仕事に出勤しており、私と弟と母だけが家にいました。

 

お昼ごはんも食べ終わり、春休みの暇を持て余した私は、
この日に限ってなぜか、紙粘土で工作をはじめました。

 

その時、「緊急地震速報」という表示とともに、
聞いたこともないアラートがけたたましくガラケーから鳴り響きました。

 

そのアラートの音にも、表示されているメッセージにも身に覚えがなかった私は、
「なんだ?」と疑問にしか思いませんでした
そのとき思考が完全に止まっていた感覚を、今でも覚えています。

 

次の瞬間、今までに体験したことのない気持ち悪い揺れを感じたかと思うと、
ものすごい縦揺れに変わり、そこでやっと
「これはヤバい!」と気がつきました。

 

一番大きな揺れが来ている間は、まったく動くことが出来ませんでした。

立ち上がるどころか、這いつくばるのがやっと。

時間にして数十秒ほどだったとは思いますが、とてつもなく長い時間に感じられました。

 

少し揺れが収まった瞬間、財布とガラケーをポケットにしまい
紙粘土でベタベタだった手を急いで洗いました。

「こんな時になんで紙粘土なんかいじってたんだ!」と、ものすごい後悔をしながら…

学んだこと
ピンチはいつでも「こんな時に限って」起きる

 

母の寝室のタンスが布団の真上に倒れ…

弟と母と私は、急いで家を飛び出しました。

(私の実家は、隣の家との距離が離れていたので大丈夫でしたが、場所によっては落下物が降ってくる場合もあるので、
安易に飛び出さない方が良い場合もあると思います。)

 

道路には亀裂が入り、近所の人たちも慌てて外に出ていました。

この時、父だけが家におらず、安否が不安でしたが、ケータイも繋がらなかったので、
ひたすら帰ってくるのを待つしかありませんでした。

 

そこからは5~10分起きに震度3~4クラスの余震が続きました。
広範囲で被害が出ていることを手持ちのラジオで知ると、
「日本は終わったのか…」と絶望しかけたのを覚えています。

(このあとずっと地面が揺れているかのように感じる、地震酔いに悩まされます)

 

どうやらすぐに家が崩れる心配がなさそうだと判断した家族三人は、
家の中に戻り、そこから急いでこれからに対する準備を始めました。

 

幸い、家具のほとんどは

  • 天井と家具の間に突っ張り棒をする
  • 家具は壁側に少し傾斜させて、手前に段ボールを挟む
  • 食器棚はスライド式の扉だった

ために、大きく壊れたものはありませんでした。

 

しかし、2階の母の寝室にあるタンスが、布団の真上に倒れていることに気が付きました。
これがもし寝ているときだったら…

学んだこと
耐震対策は家具全てにもれなく施す

 

今から出来ることに全集中する

弟が二日前に水を備蓄してくれていたおかげで、
飲み水が全くない状況だけは回避できました。

「まずは水が大事だ」と気が付き、急いで
お風呂の浴槽に水を全開で出して溜め始めました。

幸い、まだ断水しておらず、浴槽の縁いっぱいまで水を貯めることが出来ました。

やっておいてよかったこと
風呂の浴槽に水を貯めた


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バケツ1杯の水で洗いからすすぎまで出来る食洗機は、非常時にとても強いです。

電気があれば動くので、
ガスが復旧してなくても洗い物が出来る

 

家族4人分の食器をたった
5リットル(バケツ1杯分)で洗えるので、
水が貴重な緊急事態には重宝します。
(手で洗うともっと水を使いますよね)

キッチンと食器なぜ服は洗濯機で皿は手洗い?ラクア導入で学んだ今こそ食洗機な理由 なぜ服は洗濯機で皿は手洗い?ラクア導入で学んだ今こそ食洗機な理由

 

 

また、今夜は停電で真っ暗のなか過ごさなくてはいけません。

家中からありったけの乾電池と懐中電灯を集めました。

トイレや玄関など、家のあちこちに小さなライトを設置し、
夜でも家の中を動けるようにしました。

 

たまたま、庭にはソーラーパネルで蓄光出来るライトがあったので、
日が落ちてからも外からぼんやりと明るくて助かりました。

やっておいてよかったこと
備蓄していた乾電池や懐中電灯、ソーラーパネルの電灯があった

 

父帰宅、震災後最初の夜を迎える

ほどなくして、無事父が帰宅

揺れはずっと続いていたため、いつでも家から逃げられるように荷物を居間にまとめました。

そして大きな余震が来ると、すぐ父の車に全員で避難しました。

この間も、ガラケーからは緊急地震速報が鳴りっぱなしです。
(揺れがあまりにも大きかったため、緊急地震速報のシステムに異常がみられたという報道がのちにありました)

 

「家の中で寝るのは危険だ」と判断し、夜は父の車に家族4人で就寝

大きなファミリーカーだったとはいえ、大人4人が寝るには狭すぎます。

窮屈な車内と、10分おきに揺れる余震…

ほとんど眠れず、朝4時に目が覚めてしまいました。

おなじく眠れなかったのか、私が目覚めたときには、近所の人が外を歩いていました。

 

こうして、ようやく最初の一日が終わったのです。

学んだこと
当日の夜は余震と恐怖と緊張で全く眠れない

 


震災の時にやっておけばよかった3つのこと

両手で顔を覆う男性

もしもあの時に戻れるなら、やっておけばよかったと思うことってある?
水嶋タカシ
水嶋タカシ
たくさんあるけど、今回は大きく3つに分けて取り上げてみるね

もっと備えをしておけばよかった

乾電池や懐中電灯、飲み水など少しはあったものの、とても十分と言える備えはありませんでした
幸い、近所で井戸水が出ていたこともあり、飲み水には困りませんでしたが、
もし震災が真夏に起きていたら、熱中症や脱水症状を起こしていたかもしれません。

 

やりたいことをやっておけばよかった

いつかはTOEICを受験してみたい」
そのうち筋トレをはじめてみたい」
今度旅行にでも行きたい」

その「いつか」や「そのうち」や「今度」が来る保障はあるのでしょうか?

この記事を読んでいる今にも、地震はやってくるかもしれません。

そして、地震が起きてから「やっておけばよかった」と後悔しても遅いのです。

今からでも遅いということはありません。

少しでも興味があること、やってみたいと思うことは「今日から」はじめましょう。

 

身近な人をもっと大切にしておけばよかった

幸い、私の家族は全員無事でしたが、誰が命を落としてもおかしくない状況でした。

そして、今後も地震に限らず、いつ最期の別れが来るかは分かりません。

失って初めて大切な人の大きさに気づくと言いますが、
失ってからでは遅いのです。

「いつも支えてくれてありがとう」と、日頃から大切な人に言葉にして伝えましょう

自分が一番大切にしなくてはいけない人は誰なのかということを、改めて思い知りました。

 


被災した私がしている、日頃からの備え

非常口のマーク

地震はいつまた襲ってくるか分かりません。

被害を最小限に食い止めるためにも、今から出来る備えは万全にしておきましょう。

ここでは、東日本大震災を経験した私が実際にしている、日頃からの備えについてお話ししていきます。

 

避難場所の確認と自主的な避難訓練

自分の家から近い避難場所を検索しておきましょう。

念のために2か所以上は探しておいてください。

 

また、定期的に自主的な避難訓練をするのが望ましいと思います。

義務教育の間は避難訓練がありましたが、社会人になるとそのような訓練に参加する機会がほとんどありません。

 

私は年に数回、妻と二人でシミュレーションを兼ねた避難訓練をしています。

水嶋タカシ
水嶋タカシ
私たちがしている自主避難訓練の手順をお話ししますね
皆さんの住んでいる地域家族構成などによって、アレンジしてみてください

 

①YouTubeで緊急地震速報を鳴らす
実際に速報が鳴った時、びっくりしてとっさに体が動かなくなることがあります。
「この音を聞いたら焦らず行動をする」と、体に覚えこませます。

注意
あまり大きな音で鳴らさないようにしましょう。
また、周囲に人がいる場所でむやみに鳴らしてはいけません。

 

②テーブルの下に隠れる、火の始末を確認
揺れたと想定して、すぐにテーブルの下に隠れる、または
本棚など上から物が降ってきそうな場所から離れます。

我が家のキッチンはIHでガスから出火する心配はないので、
隠れながら目視でIHの電源が切れているか確認します。

 

③玄関や窓のドアを開けたままにする
揺れが収まり、身の安全が確保出来たら、
窓か玄関の扉を開けっぱなしにしておきます。

地震で扉がゆがんで開かなくなるのを防ぐためです。

 

④1~2分経過後の行動
最初の揺れが収まり、動けるようになったら

1.家族の安全確認(互いに怪我をしていないか)
2.財布とケータイを持つ
3.靴下を履く
4.非常用リュックを手近に用意
5.テレビをつける(情報収集)
6.浴槽に水を溜め始める
の順で行います。

 

⑤まだ少し余裕がありそうな場合
私が今住んでいる地域は、震災の時に津波の被害を免れていることと、部屋が2階にあるため、
すぐに避難を開始する状況は少ないと考えています。

つけっぱなしにしていたテレビの情報を聞きながら、あと2~3分は大丈夫と判断した場合は、
以下の行動に移ります。

1.防寒着とヘルメット、プロテクターを着用する
夏でも夜は冷えるため、防寒着は必須です。

マフラー、手袋(寒さだけでなく、外傷からも手を守ります)、
コートなどを着用し、ヘルメットを装着します。

また、防寒着の中には、バイクを運転するときなどに使う、プロテクターを装着します。

これがあることで、落石物を思わず腕でガードしたり、つまづいて転んだりしてもかなりダメージを軽減できます。

水嶋タカシ
水嶋タカシ
ここまでやるか?と思われるかもしれませんが、
生き残ることに妥協はしたくないので備えは万全にしておきます

 

2.あらかじめ決めてある各自の荷物をまとめる
非常用の持ち出しリュックは妻が担当、
普段使いのリュックと飲み水や非常食が入ったバッグは私が担当と、
あらかじめ「誰が何を持ち出すか」を役割分担してあります。

事前に分担しておくことで、二人の行動が重複しなくなります

非常用の持ち出しリュックの中身については、次の項目で触れます!

 

⑥すぐに逃げた方が良さそうな場合
もし万が一、一刻も早く家から避難した方がいいと判断した場合は、
最低限の行動しかできません。
「1分以内に準備が完了するもの」に絞ります。

1.防寒着とヘルメットを着用する
マフラーやバイク用のプロテクターを装着している暇はないと思われます。

最低限の防寒着と、ヘルメットだけは着用します。

 

2.あらかじめ決めてある各自の持ち物を持ち出す(最低限バージョン)
非常用の持ち出しリュックは妻が、普段使いのリュックは私が担当です。

荷物が重いと逃げるときに不便なため、非常食は持ち出しリュックに入っている最低限の物でしのぎます。

もともと、普段使いのリュックにも常備薬やモバイルバッテリーは入っているため、
この二つのリュックがあれば当面の生活は担保されます。

荷物の準備が完了したら、避難を開始します。

 

⑦車は使わずに避難所や高い所に避難
非常時に車を使うと交通渋滞が発生し、緊急車両の通行の妨げになってしまいます。

自分も渋滞に巻き込まれる可能性があるため、やむを得ない場合を除いて
「徒歩か自転車」が望ましいでしょう。

 

我が家の場合、自転車が1台あるので、
体力のない妻が自転車、体力に自信がある私が徒歩です。

私の荷物を妻の自転車のかごに入れれば、自転車とほぼ同じスピードで避難が出来ます。

 

実際の避難を想定して、ラジオを聞きながら避難所または高い所まで実際に行ってみます。

水嶋タカシ
水嶋タカシ
この一連の訓練を年に何回か行っています
避難訓練を日常的に行っていることで、非常時でも慌てずに動けるのね!

非常用の持ち出しリュックの中身

とっさの時にすぐ持ち出すことが出来るよう、
我が家では妻の使わなくなったリュックを非常用のリュックとして、
準備しています。

バッグではなくリュックにしている理由は、両手が空くというのが一番の理由ですね。

そして、これを背負うのが妻の担当にしている理由は、

  • 比較的軽いので妻でも持てる
  • 万が一、妻が転んで歩けなくなった時、リュックを背負った妻を私がおんぶするため

です。
最悪のケースの場合、体力の低い妻が食料などを持っていた方がいいという理由もあります。

 

非常用持ち出しリュックの中身は以下の通りです。

MEMO
・携帯用飲料水(500mlペットボトル×6本)
・非常食(アルファ米、カップ麺、缶詰、ビスケット、チョコ)
・三角巾、包帯、ガーゼ
・タオル
・絆創膏(濡れても剥がれにくいもの)
・体温計
・はさみ、ピンセット
・消毒液、アルコール
・日頃使う常備薬
・安全ピン
・生理用品
・歯ブラシと歯磨き粉、コップ
・簡易ヘルメット
・軍手二人分
・懐中電灯(手持ちタイプとランタンタイプ)
・衣類、下着類
・タオルケット
・携帯ラジオ
・予備乾電池、モバイルバッテリー(急速充電対応)
・ろうそく、マッチ、チャッカマン
・使い捨てカイロ
・首掛け扇風機(熱中症対策)
・ティッシュ、ウェットティッシュ
・携帯用トイレ
・筆記用具(鉛筆と濡れても書けるメモ帳)
・新聞紙
・大きなゴミ袋
はさみやピンセットも必要なのね!
水嶋タカシ
水嶋タカシ
包帯を切りたい時や、手にとげが刺さった時に使えるからね!

これらのアイテムは、ダイソーなど百均で揃うものや、元から家にある物ばかりです。

あらかじめ、これらを入れたリュックを準備して、すぐに取り出せる場所に保管しておきましょう。

食品や飲料水は消費期限があるので、月に1度はチェックするようにしましょう。

 

水嶋タカシ
水嶋タカシ
実際に自分が使っている、
オススメアイテムを紹介します


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これは普段使いのリュックに入れてます。


これは非常用リュックに入れてます。

容量が多い分重いので、普段持ち出すには不向きなのですが、
MacBook Proもギリイケる&Type-C入出力端子付です。
こいつ自体の充電が完了するのも爆速でオススメです!


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持ち運びが出来る、簡易版ヘルメットです。
きちんとしたヘルメットには性能は劣りますが、
バッグに入れておける小ささ」というのが魅力です。
いつもお守り代わりに入れてます。


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もしかしたら一番のオススメかもしれません。
これに出会ってから我が家はずっとケアリーヴ一択です!
他の絆創膏 より少し高めなんですが、
濡れても動かしても剥がれないという信頼感はピカイチです!

 

他にもまだまだオススメはあるのですが、それはまたの機会で!

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被災して学んだ大切なこと

キャンドルを持っている両手
最後に、東日本大震災を経験して学んだことをお話ししたいと思います。

 

それは「人間は、想定外の事には備えることが出来ない」ということです。

 

我が家はたまたま、弟が「地震が来るかも」と想像することが出来たので、
飲み水の確保が出来ていました。

また、母が日頃から家具に耐震対策を施していたので、
誰も大きな怪我をしなくて済みました。

しかし、
「原発が爆発するかもしれない」
「その時は放射能が漏れて外に出られなくなるかもしれない」
ということまでは、当時の私には思いもよりませんでした。

そこまで想定出来ていたら、もう少し食料や日用品のストックを家に準備していたかもしれません。

震災に限らず、普段からいろんな情報に触れて、
「こんなことが起きるかも」という想像力を働かせておくこと。

想像力が自分たちの身を助ける一番の備えになると、震災を体験して学びました。


まとめ

朝日に向かって両手を広げる男性

今回は、
「福島最大震度6強…東日本大震災体験とやっておきたかった3つのこと」
というタイトルでお話ししてきました。

まとめると、

MEMO
・家具の耐震対策はすべてに施す
・やりたいことはその時やる
・身近な人を大切にする
・避難場所の確認と自主的な避難訓練
・非常用リュックの準備
・想像力を働かせる習慣を身に着ける

でした。

地震以外にも常に危険は存在します。

悔いのない人生を送るためにも、今日できることは今日から始めましょう

そして、大切な人へ「いつもありがとう」と言葉にして伝えましょう。

どんな脅威にも人類は打ち勝つことが出来ると、心から信じています。

 

免責事項

この記事は、 参考文献や自身の体験談などを元に、独自考察をしたものです。

当記事を、皆様の知識探求の一助として捉えていただけたら幸いです。


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