受験生なのに子供が勉強しない3つの理由?親が協力できる簡単な方法

本ページはプロモーションが含まれています。

悩める人

「受験生なのに子どもが勉強してくれない…」 

「勉強をしなさいと言っても効果なし…」 

「どうしたら勉強してくれるの?」 

 

そんな悩みをもつ親御さんは多いですよね。 

ではご自身は学生の時しっかり勉強していましたか? 

もし自信を持って「ハイ!」と言えない場合、
子どもが勉強しないのも当たり前かも… 

 

今回は、 

「受験生なのに子どもが勉強しない3つの理由」 

「子どものやる気をなくす親の3大NG行動とは?」 

「受験生の親が協力出来る簡単な勉強方法」 

 

などについてお話ししていきます! 

お子さんを持つ親への記事になっていますが、 

・今勉強している受験生 

 

・将来子どもを持つかもしれないカップル 

の方も参考になると思います! 

 

この記事を書いてる水嶋タカシって?
【Twitterはこちら】

  • 幼少期の病気をきっかけに心理学に興味をもつ。
  • 大学でも心理学を専攻上場企業に就職するも、職場やSNSでは人間関係にまつわる相談をよく受ける。
  • 読書量は年間200冊ほど。
  • 現在の妻とは、海外との遠距離恋愛を経て結婚。

受験生なのに子どもが勉強しない3つの理由 

 

受験が間近に迫っているのに、子どもがまったく勉強をしない 

親としては当然焦りますよね 

 

では子どもが勉強をしない理由はなぜなのでしょうか? 

 

なぜ勉強しなければいけないのか納得していない 

子どもが勉強をしない一番の理由はこれでしょうね。 

 

そもそもなんで勉強しなきゃいけないの?

 

と心の中でギモンに感じているからです。 

 

「学校に行くのは当たり前だから」 

 

「みんなも勉強しているから」 

 

「勉強しないと将来困るから」 

 

そんな「表向きの理由」は頭では分かってるんです。 

そうじゃなくて、建前じゃなく心から納得できる理由がほしいんですよ子どもは。 

 

 

水嶋タカシ

大人だって将来困るの分かってるのに、全員が貯金しているわけじゃないですよね。 

自分が納得できる理由がないと頑張れないのは、大人も子どもも同じです。

 手帳を開きながら悩む女性受験勉強のやる気が出ない理由?サルでもやる気が起きる3つの勉強法 受験勉強のやる気が出ない理由?サルでもやる気が起きる3つの勉強法

コインの上に座っている男性の人形彼氏の貯金0で同棲は可能?妻が貯金0の私と結婚してくれた理由とは 彼氏の貯金0で同棲は可能?妻が貯金0の私と結婚してくれた理由とは 

②受験が失敗したときのために無意識にハンデを作っている 

受験が落ちたときに 

 

あまり勉強出来なかったから仕方がない…

 

と思うことでショックを和らげようとしている可能性があります。 

 

このような行動を心理学で「セルフ・ハンディキャッピング」と呼びます。 

これは将来目標が失敗したときに、自分がショックを受けないように
潜在意識がわざと自分にハンデを負わせてしまうのです。 

 

勉強前になると部屋が散らかってるのが気になって、片付けを始めてしまう… 

皆さんも一度は経験ありますよね? 

 

主婦まる。

あるある!明日テストなのに急に整理整頓したくなるやつ()
 

 

セルフ・ハンディキャッピングをしている子どもに対して親が出来ることは、 

 

失敗したっていいから全力でやってみなさい 

 

というメッセージを伝えることです。 

 

・受験に落ちたら親に怒られる 

 

・受験に落ちたら人生はおしまいだ 

 

そんな不安を子どもは抱えています。 

しかし裏を返せば、 

 

本当は志望校に合格したい!

 

と思っている証拠。 

目標を達成したいと本当は思っているから、だからこその反応なのです。 

 

ですからここで親が 

 

・志望校に合格しなくたって怒りはしない 

 

受験勉強は自分のためだけに頑張るもの 

 

・たとえ失敗したって次がある 

 

と子どもを肯定してあげれば、子どもの行動は改善されていきます。 

 

間違っても「なんでやる気出さないの!」
と怒ることのないようにしましょう。 

 

自分だって頑張りたいのに、親にこのような怒られ方をすると、
子どもは自分を全否定されている気持ちになって
本当にやる気と自信をなくしてしまいます。 

 

大人が勉強してきたように見えないから 

子どもから見ると大人って、ラクしてるように見えるんですよね。 

 

子ども

自分は勉強してないくせに口だけかよ!
 

 

って感じでしょうかね… 

 

水嶋タカシ

親も学生時代はあったんですけどね 

主婦まる。

子どもは親の学生時代を見ていないから、親が突然大人として現れた感覚なんだろうね
 

 

大人も仕事や家事など、日々頑張ってはいますが、
子どもから見たら

 

「やって当たり前」 

 

「出来て当たり前」 

 

なんです。「頑張ってやっている」ようには見えていないんですね。 

 

子ども

結局大人になって勉強しなくなるなら、やる意味なくない!?
 

 

そう思われても仕方がないかもしれません。 

これを読んでいる大人のアナタは反論出来ますか? 

 

実際は 

「勉強なんてどうでもいいけど、みんながやるから頑張りなさい」 

って思ってますよね? 

そういう態度は子どもに全部バレバレです。 

 

勉強を大事だと思っていない親の言葉は、
子どもには絶対届きません。 

 

子どもともう一度一緒に頑張ってみませんか? 

親が頑張っている姿を見せることが、なにより一番の励ましです。 



学研のkiminiオンライン英会話

資格の勉強時間は視点を変えて確保?勉強に関する3つの思い込みとは 資格の勉強時間は視点を変えて確保?勉強に関する3つの思い込みとは


子どもの勉強に関して親が勘違いしていること 

 

「子どもがなぜ勉強してくれないんだろう」と焦る前に、
そもそも大人が誤解していることがあります。 

 

誤解①勉強のやる気を出すのは当たり前ではない 

受験生になったら勝手にやる気が出る…
そんな簡単な話だったら全員東大に行ってますよね。 

 

子どもは勉強のやる気を出せて当たり前ではありません。 

大人だって、毎日仕事のやる気を出せるわけじゃないですもんね。 

 

ですので 

「なんでやる気出さないの?」 

 

「いいからやりなさい」 

 

と言うのはもってのほか。 

それを言われてやる気が出るなら、はじめからやってるんです。 

 

誤解②勉強をしなくて困るのは親ではない 

子どもが勉強をしなくて困るのは子ども自身です。 

親ではありません。 

なのに心のどこかで「私のためにいい大学に行ってほしい」と思っていませんか? 

 

親が出来なかったことを子どもに託そうとするのは自然な心の動きです。 

しかし子どもは親のために頑張っているのではありません 

 

無意識で「私達のために頑張ってほしいと思っていると、
その態度は子どもにも伝わってしまい、ますますやる気を失います。 

 

「受験は子どもの課題であって、親には関係ない」 

 

というアドラー心理学の「課題の分離」の概念はこの機会にぜひ知っておきましょう。 

 


【Amazon】
まんがで身につくアドラー 明日を変える心理学―――誰でも3日で変われる。(Business ComicSeries)

【楽天市場】
まんがで身につくアドラー明日を変える心理学 (Business ComicSeries) [ 鈴木義也 ]

 

誤解③自分が勉強嫌いだったことは子どもには関係ない 

自分が学生の時、勉強が好きでしたか? 

受験生の時、どのくらい勉強を頑張れましたか? 

 

行動遺伝学によると、子どもの学力に影響を及ぼすのは
「遺伝が50%、環境が50%」だそう。 

また母親の学歴がより子どもに影響を与えやすいということも
アメリカの研究によって判明しています。 

 

つまり、自分は勉強嫌いな学生だったのならば
子どもも勉強嫌いになる可能性が高い
のです。 

 

「うちの子はやれば出来る」とはじめから重い期待を背負わせるよりも、
環境を整えてあげることが親の使命かもしれません。 

 

水嶋タカシ

自分の部屋ではなかなか集中出来ない場合は、
防音ブースを用意してあげるといいかもしれません。

水嶋タカシ

「ここに入ったら勉強しか出来ない」という環境を用意することで、
自然と集中状態に入ることが出来ます。 

 
【Amazon】
組立式 簡易防音室 だんぼっち


子どものやる気をなくす親の3大NG行動とは? 

 

子どもに勉強のやる気を出させるのは容易ではありません。 

ですが、「親がやってはいけないこと」だけは明確です。 

 

「勉強をしなさい」と命じるだけ 

親に言われたからといってやる気が出る子どもはいません。 

会社でもただ命令してくるだけの上司には腹が立ちますよね。 

 

根気強く、子どもに共感してあげる姿勢を示していきましょう。 

 

 

水嶋タカシ

反抗期の子どもはとにかくあまのじゃく。 

そんなときは心理的リアクタンスを活用しましょう。

 

「勉強もほどほどにして休憩したら?」 

 

受験勉強には息抜きも大事だよ 

 

と言えば、逆らいたい子どもは勉強を選択したくなります。 

「勉強には息抜きも大事」なのは事実ですしね! 

 

「勉強はどう?進んでる?」と聞く 

例えば自分が仕事でうまく行っていないときに、上司から 

 

「仕事はどう?はかどってる?」 

 

って聞かれたらイラッとしませんか? 

 

主婦まる。

進んでないの分かってて聞いたでしょ!って思っちゃうよね
 

 

親からの声掛けは、油断すると上から目線になってしまいがち。 

HOW」で聞くオープンクエスチョン自分が責められているような
気持ちになることもある
ので使い所には注意です。 

 

水嶋タカシ

自分も一緒に勉強してくれる親の言葉なら、子どもも素直に聞くことが出来ます!
 

 親も一緒に勉強する 

 

自ら進んで勉強する子どもに育ってほしいと願う 

子どもが勉強が好きになって、自ら進んでやってくれたら
どんなに嬉しいことか… 

 

でも何度も言っているように、
大人が出来ないことは子どもだってできません。 

 

大人が仕事や資格試験の勉強を頑張れるのは
やらなきゃいけないという強制力が働いているからです。 

大人だって、お仕事をしなくていいならしたくないじゃないですか。 

 

ですので、子どもにはじめから自発的に勉強することを求めてはいけません。 

 

自分の部屋で勉強が集中できないならリビングで勉強させる
(監視効果)

 

その勉強を頑張ったら〇〇をあげる
(外発的動機づけ)
 

 

などで子どもを上手に釣っていきましょう。 

 

水嶋タカシ

本来外発的動機づけは、長続きしませんし本当のやる気ではないので
おすすめはできません。

水嶋タカシ

しかし受験が迫っている今はそんなことを言ってる場合ではありません! 

内発的動機づけを身につけるのは受験が終わってからでも遅くないので、
今は子どもが勉強するなら手段を選ばないくらいの気持ちでいきましょう! 


 受験生の親が協力出来る簡単な勉強方法 

 

子どものやる気を出させる、一番効果的で簡単な方法があります。 

それは… 

 

親も一緒に勉強する 

親であるアナタも一緒に勉強する。 

これが一番効果的で簡単な方法です。 

 

お母さん

「えー私も勉強するの?」
 

と思いましたか? 

では自分はやりたくないことを、なぜ子どもに強制出来るのでしょう? 

 

勉強の楽しさやつらさを子どもと一緒に共有してくれる… 

 そんな親がいたら、子どもだって素直に親の言うことを聞きたくなりますよね。 

受験までのほんの数ヶ月くらい、子どもの勉強に付き合ってあげるのも悪くはないのでは。 

きっと学生時代の気持ちがよみがえって、
子どもの気持ちが手にとるように分かるハズですよ! 

 

 

水嶋タカシ

何を勉強したらいいか分からない人は、
学研のオンライン英会話がおすすめです
 

誰もが知ってる学研ですので信頼度はピカイチ!

 

「今日もお互い勉強お疲れさま!」 

 

なんて会話が出来る親子関係って、なんだかいいですよね。 

10日間の無料体験もあるので、親子で楽しく頑張ってみてはいかがでしょうか。 

 

 

学研のkiminiオンライン英会話

 

親の視点で勉強内容について質問してみる 

もう一つ親が協力できることがあります。 

それは「子どもの勉強内容について質問する」ということ。 

 

子どもが勉強しているときにさりげなく 

 

・なんでここはxとyを使うの? 

 

・なんで鎌倉幕府は1192年なの? 

 

と、親の視点でいいのでなんとなくの質問をしてみましょう。 

 

なんとなく質問をするといっても、
 

子どもが今何を勉強していて 

 

・どこが難しいと感じているのか 

 

がわからないと出来ません。 

 

言い換えれば、 

 

自分の勉強に質問してきてくれる親は、自分に興味を持ってくれている証拠 

 

なんです。 

 

子どもは親の質問に答えているうちに、 

「あ、そっか自分はここが分からなかったんだ」 

 

「ここの単元の記憶があやふやなんだな」 

と勉強に対するメタ認知をとることが出来るようになります。 

 

どこでつまづいているのかに気づけた子どもは、
あとは伸びていくだけ。 

 

親子で勉強に関して会話することは
子どものスランプ脱出に大きく役立ちます。 

ぜひ一度試してみてくださいね! 


まとめ 

 

今回は、 

「受験生なのに子供が勉強しない3つの理由?親が協力できる簡単な方法」 

についてお話ししてきました。 

 

まとめると 

MEMO

・なぜ勉強しなければいけないのか納得していない 

・親が勉強していたように見えないから将来をイメージできない 

・子どもが自分の力だけでやる気を出すのは難しい 

・「勉強しなさい」と命じるだけでなく、親も一緒に勉強する 

 でした! 

 

受験は親子揃って成長出来る、人生の大きなイベントです。 

せっかくやるなら前向きに挑戦してみましょう! 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

 

免責事項

この記事は、参考文献などを元に、独自考察をしたものです。 

当記事を、皆様の知識探求の一助として捉えていただけたら幸いです。